レポートで角丸四角形を描画する関数
ExcelやWordなら角丸四角形はオートシェイプで簡単に表示できます。AccessでもExcelやWordで作成したオートシェイプをコピーしてOLEオブジェクトして貼り付ければ表示できますが、データベースファイルのサイズが肥大化しますし重くなります。また、角丸の部分が綺麗に表示されない場合があるようです。
そこで、レポート上で、角丸四角形を描画する関数を紹介します。
難易度:
標準モジュール
標準モジュールに下記のような宣言、関数を記述します。下記をそのままコピーしても可。
コントロールを丸括弧で囲む関数もおまけでつけておきました。
使用例
レポートの詳細セクションに、ラベルを4つ配置します。名前は、ラベル0,ラベル1,ラベル2,ラベル3 とします。
詳細セクションの印刷時のイベントプロシージャを下記のように記述します。
これで、最初の画像のような出力になります。コメントアウトしているコードは丸括弧で囲む場合の使用例です。
角丸四角形はコントロールに内接するように描画されますので、角の部分が標題などのテキストにかぶる場合がありますので、左右上下の余白プロパティを設定して調節してください。